武家屋敷案内

写真 この武家屋敷は、江戸時代初期から松江藩の六百石程度の中級藩士が、屋敷替えによって入れ替わり住んだところです。

現在のこの屋敷は、1733年(享保18年)の大火で焼失後再建されたもので、約270年前の古い姿のままよく保存され、松江市の文化財に指定されています。

写真入口の長屋門(ながやもん)は、武家屋敷の特徴のひとつで、中間(ちゅうげん)(武家奉公人)の住居としても使われていました。

写真母屋(おもや)はおよそ70坪で、表側の式台玄関から座敷にいたる部分と、裏側の私生活の部分とは、造りも材料もとくに区別をして、武家の公私の別のきびしさを示しています。 写真

写真正面の入口は内玄関で、ここは家族などの私用に使う出入口です。つぎに続く十畳の座敷は邸内で最も立派な部屋で、客は式台玄関から上り、床には香をたき、床脇にはよろい、かぶとなどを飾りました。写真

写真 座敷の裏側に続く庭園は、飾りをはぶいた素朴なつくりで、自然を生かした質実剛健の気風がうかがえます。

屋敷の裏側にまわると家族の部屋があり、天井も低く造りもいよいよ質素になって、井戸・湯殿・台所などもご覧になると、当時のつつましい生活がしのばれ、現在の休憩所も、かつてあった味噌部屋を想定して、再建したものです。

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この屋敷のような中級武士の住んだ建物が、当時のまま保存されているのは、全国的にも貴重なものといえます。
なお、武家屋敷裏門には松江市の伝統行事「鼕行列(どうぎょうれつ)」に用いられる「鼕(どう)」の展示場があります。写真

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